ども、k69 です。
IFTTT、myThingsに続き、WEBサービス連携シリーズの3つ目となるMicrosoft Flowです。2016年11月1にリリースされた比較的新しいサービスということもあり、どんな機能を提供しているか楽しみです。
じゃ、「さっそく、Microsoft Flowをさわってみよう!」と
ウニウニしたのがこの記事です。
対象読者
- wunderlistを使ってTODO(タスク)管理を仕事仲間や家族とやりたい人
- Microsof Flowを使ってテンプレートを作成したい人
前提条件
- Microsoft アカウントを持っている人
- Wunderlist のアカウントを持っている人
- Microsoft Flow のモバイルアプリをインストールできる人
手順
Microsoft Flowのサイトにログインする。
1.Microsoft Flowのサイトにアクセスし、「サインイン」のリンクからログインします。
使ってみたくなるようなテンプレートコレクションが表示されますね。
2.WunderlistとLINEのコネクタを探します。
「最初に使用するテンプレートまたはコネクタを探す」とある、検索入力欄に”Wunderlist”と入力すると、たくさんのテンプレートが表示されますが、WunderlistとLINEのテンプレートがなさそうです。(2017/10/03時点)
3.コネクタとアクションを作成する。
仕方がないので+でテンプレート(コネクタとアクション)を作成します。
Wunderlistを検索し「Wunderlist - 新しくタスクが作成される場合」を選択します。
リストID(inbox(受信箱))を選択し、「新しいステップ」→「アクションの追加」をクリックします。
LINEのアクションを検索しましたが、やはりLINEのアクションがありません。仕方がないのでMicrosoft Flowのサイト(またはスマホアプリ)に通知するためのNotificationsアクションを変更します。
「Notifications - Seind me a mobile notification」をクリックします。
ここで通知テキストを入力するのですが、ここはひと工夫必要でした。
{タイトル名}が新規作成({作成日時})されました。[期限:{期限日時}]
と入力する場合、以下の手順が必要でした。※ Edge(Win10)の場合
- 先頭の{タイトル}を選択する。
- その他のテキストをすべて入力する。
- 他の動的コンテンツ(作成日時と期限日時)を入力したい場所にカーソルを合わせてから選択する。
2. 動作確認
Wunderlistでテスト用のタスクを作成し、想定通り動作するか確認すると、10分程度でMicrosoft Flowのiphoneアプリに通知が届きました。
※ 新規時間がUTCなので修正したいところです。これも式(Excel関数のようなもの)を使えば修正できるかもしれません。
まとめ
myThingsのシンプルさ(=必要最小限の機能)と異なり、Microsoft Flowはさまざまな機能を持っています。ここでは記載してませんが、通知テキスト入力に式(=Excelの関数のようなもの)が使えたり、コネクタとアクションの間に条件式を入れたり組み合わせによってはシステム的なことも実現できそうです。
しかし、複雑なフローを作成するときはタイムラグがあることを考慮する必要がありそうです。今回の単純なフローでもWunderlistのタスクを作成してから、Microsof flowへの通知までのタイムラグが約10分ありましたので。
Microsoft Officeファミリーとの相性がよさそうなので、Microsof flowはビジネスシーンで利用するのに適していると思いました。
参考URL
- Wunderlist(タスク管理)のリマインドをLINEに通知する(myThings編)
- Wunderlist(タスク管理)のリマインド通知をIFTTTを使ってLINEに通知する