JavaプログラマがGo言語を触ってみた(とりあえず触ってみる編)
ども、k69 です。
コマンドラインのツールを作ることになりそうなので、次の観点で開発言語を調査してみた。
- 利用者がソースコードが見えない(バイナリで提供)
- 使う人の環境を選ばない(クロスコンパイル)
- 学習コストが低い
Go言語(golang)が良さそう!!
じゃ、「とりあえずGo言語で何か動かしてみるか!」と
ウニウニしたのがこの記事です。
対象読者
- Go言語を少し触ってみたい人
前提条件
- Windows端末を使っている
手順
1. 開発環境を整えます
1-1. chocolately(Windowsパッケージマネージャ)をインストールします
こちらを参照
1-2. GO言語とエディタ(Visual Studio Code)をインストールします
コマンドラインに下記をコピペして、インストールします。
コマンド
choco install -y golang
choco install -y VisualStudioCode
2. Go言語でHelloWorldを作ってみます
2-1.プロジェクト(作業ディレクトリ)の作成
コマンドラインにコピペします。
コマンド
mkdir c:\tmp\project\bin
mkdir c:\tmp\project\src\main
mkdir c:\tmp\project\pkg
Go言語のプロジェクト(ディレクトリ)構成は次のようになります。
プロジェクト(ディレクトリ)構成
C:\tmp\project
├─bin
├─pkg
└─src
└─main
2-2.環境変数GOPATHの設定
起点となるパスGOPATHの設定をします。
set GOPATH=C:\tmp\project
2-3.実装(コピペ)
エディタ(VisualStudioCode)で %GOPATH%\src\main\hello.go
に
ソースをコピペします。
※ 公式HPより
src
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello, 世界")
}
2-4. コンパイルし、.exeファイルを作成します
コマンド
go build -o %GOPATH%\bin\hello.exe %GOPATH%\src\main\hello.go
exeファイルができました。
結果
C:\tmp\project
├─bin
│ hello.exe
├─pkg
│ └─windows_amd64
│ hello.a
└─src
└─main
hello.go
2-5. hello.exeを動かしてみます
コマンド
%GOPATH%\bin\hello.exe
サックっと動くと思います。
まとめ
今回は「とりあえず触ってみる編」なので、”ビルドしたら.exeファイルができた!おぉ、動いた!”という体験で終了です。
次は外部コマンドの呼び出しやAPI呼び出しの機能を時間を見つけてやってみる予定です。
参考URL
- Go言語公式HP
https://golang.org/ - はじめてのGo―シンプルな言語仕様,型システム,並行処理
http://gihyo.jp/dev/feature/01/go_4beginners